SBI証券の入出金口座は住信SBIネット銀行じゃなくてもよかった件
2018/04/08
前回紹介した、住信SBIネット銀行の金利が0.1%になるハイブリッド預金。(参考:各種手数料が無料の住信SBIネット銀行の魅力)
これってSBI証券の出金口座を住信SBIネット銀行にしておかなきゃいけないんだと思ってたんですけど、どうやら違うみたいです。
ハイブリッド預金とは?
ハイブリッド預金というのは、住信SBIネット銀行とSBI証券の両方に口座開設をすることで、ハイブリッド預金口座に預けているお金の金利が0.1%になる預金のことです。
この預金の性質上、SBI証券の入出金口座は住信SBIネット銀行にしてリンクさせておかないといけないのかなーと思っていたのですが、どうやら違ったようです。
というのも、SBI証券口座とハイブリッド預金は別物で、「預り金自動スィープサービス」という機能によってハイブリッド預金の残高を自動的にSBI証券の買付余力(株を買うための資金)に反映してくれる、といった形になっているのだそうです。
というわけで住信SBIネット銀行はハイブリッド預金にリンク、SBI証券はまた別の口座にリンク、といった形にすることでSBI証券から異なる2つの口座に手数料無料で入出金できることになります。
ハイブリッド預金とSBI証券を使い倒すためには?
住信SBIネット銀行からSBI証券への入出金はいつでもどこでも可能です。
一方で他銀行からSBI証券へは、大体の銀行は手数料無料で即時入金ができますが、SBI証券から他銀行への出金には時間がかかります。大体、翌営業日か翌々営業日になるようです。
このことから、基本的には住信SBIネット銀行をメインに使うことをオススメします。
では僕がどのように他銀行口座とのリンクを利用しているかというと、僕の使っているクレカの1枚が三菱東京UFJ銀行発行のSuica機能付きカードなんですね。で、銀行発行なので当然引き落としはUFJ銀行から変えられない。
そうすると支払いはUFJ銀行から引き落とされるわけですが、持っているお金は普段はハイブリッド預金で利息をできるだけ多く受け取りたいし、IPOのために資金は証券会社に置いておきたい。
そこでSBI証券の入出金口座をUFJ銀行に指定しておくことで、カードの支払日の前になったら資金をUFJ銀行に移動することで無駄なく資金を使えるわけです。
僕がUFJ銀行を入出金口座にしている理由はもう1つあります。
それは僕がSBI証券の他に持っている証券会社は、住信SBIネット銀行からの即時入金に対応していないのです。
しかし三大銀行からの即時入金ができない証券会社はほぼないので、僕はこれからもUFJ銀行から証券会社に資金を移動すると思います。
その場合、SBI証券がUFJ銀行にリンクしていないと、SBI証券から資金を移動させるたびに住信SBIネット銀行経由で振込をしなければなりません。
振込手数料が3回まで無料といっても、僕の場合は月1で家賃振り込みがあるので実質2回。その2回のうちの貴重な1回を資金移動のために使っていたらイザというときに振込手数料を取られてしまうかもしれません。
そういうわけでSBI証券の入出金口座は別の銀行口座にしておいた方がいいのです。
まとめ
住信SBIネット銀行とSBI証券とのリンクサービス、ハイブリッド預金は非常に便利!
しかしそれだけでなくSBI証券の入出金口座として他の大手銀行を登録しておくと更に便利になります!