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大学生にオススメのクレジットカードその2

      2018/02/18

自分がメインで使っているカードとなるとついつい語りすぎてしまいますね……。

というわけで前回の記事(大学生にオススメのクレジットカード)の続きです。

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前回の復習

ステータスに還元率、学生限定サービスにカードデザイン。どれをとっても隙がない三井住友VISAデビュープラスカードとJCB CARD EXTAGE。

今回紹介するのは、現金や電子マネーと交換できるポイントではなく、マイルで飛行機の航空券がおトクにゲットできる航空系学生カードの紹介です。

マイルって何?

マイルって言葉、よく聞きますよね。

でもマイルってなんだ?って人、多いと思います。僕もなんとなく「航空券と交換できるポイントなんだろうな~」くらいにしか思ってませんでした。

しかしこのマイル、賢く使えば現金還元のポイントより格段に得することができます。

例えばこんなケース。

「日本からヨーロッパへJALで旅行しようと思ったが、フライト時間が長いのでビジネスクラスを検討している」人がいるとします。

これを現金で払うとすると、どうやら割引運賃でも44万円ほど掛かるようです。高すぎる……。

一方でこれをマイルで交換すると、85000マイルで乗れるそうです。

つまり1マイルは5円以上の価値を持つことになりますね。

もし100円利用ごとに1マイルが溜まるカードであったなら……?還元率は驚異の5%ということになりますね。

ただこのマイルというヤツ、高い航空券であればあるほどマイルの価値が上がるのです。

例えば国内線のエコノミーで割引運賃を探したりすると、1マイル=2円程度まで落ちてしまいます。これではおいしくない。

というわけで、大学生が航空系カードを作るのであれば、国内旅行、近距離旅行のときはマイルを溜めることに集中し、最後の卒業旅行で奮発するという戦略が成り立つのではないでしょうか。

そんな航空系カードのオススメは2つあります。

JALカード navi

最後に奮発して海外旅行に行くとするとJALの方が選択肢が増えるので、JALカードを先に紹介します。

学生カードの特権は、なんといっても自動的に100円=1マイルになるところ。普通のJALカードでは有料プランに入らないとこのレートにはなりません。

さらに、マイルの有効期限が在学中は無期限になります!これはとても大きいです。

普通のマイルは3年しか有効期限がないので、あとちょっとで溜まるのに……と思っていても期限が来てしまえばそのポイントは失効してしまうか、あるいはその分だけ還元率の悪い商品に交換することになってしまいます。せっかく溜めてもそうなってしまえば意味がないですよね。それが学生の場合は起こらないということなので、4年間かあるいはそれ以上、ずっと溜め続けることができます。

また、面白いサービスとして、語学検定において一定以上の結果を残すとボーナスマイルがもらえます。TOEICなどを受ける大学生は多いと思いますが、そのついでにマイルもゲットしてはどうでしょうか。

ちなみにカードブランドはVISA・MASTER・JCBすべてあります。

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個人的にはVISAとJCBは持っているからMASTERが欲しいな~なんて思っています。MASTERのロゴはJALマークにマッチしているので見た目的にも美しいと思います(これは主観)。

ANAカード <学生用>

ANA派の人にもとてもおトクなカードがあります。それがANAカード<学生用>。

これも学生カードの特権として、100円=1マイルのレートが存在します。一般カードでは有料プランのものです。

「存在します」という言い方が嫌らしいですが、これは事実です。というのも、ANAカード<学生用>も3種の国際ブランドを揃えているのですが、この中でJCBのときだけ、無料で100円=1マイルのレートが成り立つのです。じゃあVISAとMASTERは?というと、なんと年額6000円+税が取られてしまいます。ひぇ~っ。

というわけで、ANAカードは実質JCB一択です。

また、マイルの有効期限はJALの一般カードと同じく3年ですが、ANAJCBカードはOkidokiポイントという、JCBカードのポイントがまず溜まり、そのポイントをANAマイルに交換するという形でANAマイルが溜まる仕組みになっています。

そこで、Okidokiポイントの有効期限である2年間はOkidokiポイントのまま溜め続け、ポイント期限が切れそうになったところで一気にANAマイルに交換すると、そこからさらに3年間の有効期限があるため、5年間まではマイルを溜めることができます。

ただそれでも有効期限は5年なので、入学時から溜め始めた場合は修士2年の頃にはどう頑張っても期限が切れてしまうのが残念なところ。学部卒で大学から出るのであれば問題ないですけどね。

ANAカードはJALカードと違って、搭乗ボーナスではなく継続ボーナスというシステムを取っているので、この1年間は飛行機に乗りませんでした~ってときもボーナスマイルが溜まるのはメリットかもしれません。

純粋なシステムだけ見るとJALの方がおトク感があるので、これはANAをよく使う人が狙うべきカードですかね。

航空系カードのまとめ

航空系カードは学生にとても優しいシステムになっています。

一般カードなら年会費数千円にマイル移行手数料がさらに数千円……と二重にお金を取られていくところが完全無料になるわけですからね。

今回僕はJALカード贔屓なコメントをつけてしまったかもしれませんが、そうはいってもANAカードですら破格の条件です。作らないと損をすると言ってもいいくらいです。

ただ航空系カードは前回紹介したカード群と違い、一般カードになってしまうと魅力は激減してしまいます。毎年5000円とか7000円とかコストが掛かるわけですし。

というわけでこの2つは、学生のうちに使い倒して卒業と同時に解約するカードといえるでしょう。

総まとめ

「大学生だからこそ作れるクレジットカード」という切り口で見ると、前回と今回の記事で紹介した4つは本当に優れていると思います。

どれか1つ作るだけでも十分使えるカードだと思いますし、用途ごとに使い分けたいと思えば複数枚作ってもどれも無駄にならないカードだと思います。

 

「大学生 クレカ オススメ」とかで検索すると、学生カードのオススメを紹介するページなのに、ただ高還元率なだけの一般カードを勧める記事がけっこう多いです(楽天カードとか……)。

学生の年間支払額なんてたかが知れていますし、そこでの0.5%程度の還元率の差を気にして個人情報をホイホイ渡すよりは、ある程度収入ができて支払額が大きくなったところで、本当に高還元率が必要だと思ったときに高還元率カードを検討する方が総合的に見たらいいと思います。とはいえ還元率の面だけで見ても、上でメインとして紹介した4つは相当優れているんですけどね。

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